使いようのない電気のネズミ

いわゆるLet’s & Go 世代でウルトラマンもライダーもヒーローにいない世代まっただ中
当時20分の急速充電器をデパートの人に見つからないように屋上のトイレで充電しながらおもちゃ売り場の特設コースでミニ四駆を走らせて
非正規のパーツやモーターを駆使する大人レーサーに文句を垂れる日々だった少年でした

当時の少年レーサー達は現代のような小さい画面でゲームをするような事は一切考えず、一つ数百円のパーツをどう組み合わせて自分のマシンを構築するのに必死でした
しかしそんなミニ四駆にもブームの陰りが見え始めた頃、少年達は携帯型ゲーム機の金字塔であるゲームボーイの面白さに気づきだすのです
旧型であれば幸い今までの財産である急速充電可能な充電池がいっぱいあり
少年達のクリーム色のゲームボーイには星が2つ並んだ黄色い電池を入れ人気のカセットをこぞってプレイしていました

そんな中「あんただ~れ~」のCMでおなじみのゲームボーイの人気ソフトが発売され、人気は徐々に上がっていき少年レーサー達は全員少年トレーナーになりました

それから時が経ち、人気のゲームもアニメ化が決定し、冒険をする主人公の相棒が必要となりました
当時少年たちに人気だった月間コミックスで人気投票をし決定をした記憶があるのですが
投票の結果相棒に選ばれたのは
「ゲームを始めた間もないころの森に現れる1度だけ、それも石を使った進化をする使いようのない電気のネズミ」
だったのです

相棒に選ばれるはずだった当時の人気のキャラクターは、同じ”石”で進化するタイプですが妖精っぽいもっと希少感があり、独特の技を覚えるモノだった気がします
今ではすっかりゲームのキャラクターの代表格になっていますが当時の少年は未だに煮え切らない思いがあります

黄色のカートリッジやレシートみたいに写真が印刷出来るカメラが純粋に受け入れなくなった頃から少し大人になっていたのだと思います

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